【それ、スマホ首かも?】タオル1本でできるストレートネック改善法
「マッサージに行っても、すぐに肩こりがぶり返す」
「原因不明の頭痛やめまいに悩まされている」
「首が常に重だるく、上を向きづらい」
もし、あなたがこのような慢性的な不調を抱えているなら、その原因は単なる「こり」ではなく「ストレートネック」かもしれません。
特にスマートフォンやパソコンが手放せない現代において、このストレートネックは急増しており、今や現代病の一つとも言われています。

そもそも「ストレートネック」とは?
本来、私たちの首の骨(頸椎)は、重い頭(約5〜6kg)を支えるために、緩やかなカーブを描いています。
このカーブが、地面からの衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。
ところが、長時間のうつむき姿勢などを続けることで、この自然なカーブが失われ、首の骨がまっすぐになってしまった状態が「ストレートネック」です。
別名「スマホ首」とも呼ばれます。
クッション機能を失った首は、頭の重みをダイレクトに受け止めることになり、首や肩周りの筋肉に過剰な負担がかかり続けます。その結果、
慢性的な首こり、肩こり
緊張型頭痛
めまい、吐き気
手のしびれ
自律神経の乱れによる不調(不眠、だるさなど)
など、全身に様々な不調を引き起こしてしまうのです。

【プロ直伝】タオル1本でOK!頸椎カーブを取り戻す簡単ストレッチ
「自分もストレートネックかも…」と不安に思ったあなたへ、自宅で簡単に頸椎のカーブを取り戻すためのストレッチをご紹介します。
必要なのは、バスタオル1本だけです。
【用意するもの】
バスタオル
【やり方】
① タオルを丸める
バスタオルをきつく丸めて、直径10cm程度の筒状にします(テープなどで固定すると形が崩れません)。
② 仰向けに寝て、タオルを首の下に置く
床やベッドなど、硬めの場所で仰向けになります。その状態で、丸めたタオルを首の下(頸椎)に置きます。
※ポイント: 置く場所は後頭部ではなく、必ず「首の骨」の下です。
③ 顎を軽く引く
タオルを首の下に入れたまま、顎を軽く引きます。首の後ろが心地よく伸びているのを感じましょう。
④ リラックスして30秒キープ
体全体の力を抜き、リラックスした状態で30秒間キープします。自然な呼吸を繰り返しましょう。痛みを感じる場合は、すぐに中止してください。

【注意点】
初めは30秒からスタートし、慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきましょう(最長でも5分程度)
痛みやしびれが強まる場合は、すぐに中止し、専門家にご相談ください。
このストレッチは、毎日続けることが大切です。
タオルを使って物理的に首のカーブを作ることで、ストレートネックによって固まった筋肉を緩め、本来あるべき位置へと頸椎を優しく導いてくれます。
千葉県にある伊集院整骨院のブログでは、これ以外にもたくさんの「自宅でできるストレートネック解消法」が紹介されています。
ぜひ、記事下部のURLからご覧ください。
まとめ:毎日の小さな習慣で、つらい不調から抜け出そう
ストレートネックは、日々の生活習慣が作り出した、いわば「生活習慣病」の一つです。だからこそ、改善のためには、毎日のセルフケアが何よりも重要になります。
今回ご紹介したタオルストレッチは、たった30秒から始められる非常に手軽な方法です。テレビを見ながら、寝る前のリラックスタイムになど、あなたの生活の中に「ついで」の時間を見つけて、ぜひ習慣にしてみてください。
プロが教える正しいケアをコツコツと続けることで、つらい不調の連鎖からきっと抜け出せるはずです。
伊集院整骨院・鍼灸院 ブログ
→ スマホ、パソコン、家事や育児がストレートネックの原因に…
伊集院整骨院についてはこちらをチェック!