クッション性が高い=良い、は間違い!身体を守るインソール選びの基本【はりきゅう・整骨院三玄堂】
「インソール」って何?という方のために簡単に説明しますと、「インソール」とは靴の中に入れる中敷きのことです。
足の疲れを軽減したり、歩きやすくしたり、膝や腰の負担を減らしたりと、実は体全体に影響を与える大切なアイテムなんです。
ところが、クッション性が高く、柔らかくて気持ちいいインソールが、逆効果になることもあるのです・・!!
「え、そうなの?」
「じゃあ、どんなインソールを選べばいいの?」
そんな疑問を持つあなたに、ぜひご覧いただきたい動画があります。
今回ご紹介するのは、横浜市戸塚区で多くの患者さんの信頼を集める「はりきゅう・整骨院三玄堂」の村松剛先生が、インソール選びで最も大事なポイントを、専門家の視点から非常にわかりやすく解説している動画です。
そのキーワードは「しっかりした硬さがあるかどうか」。
なぜ、一見すると足に優しそうなクッション性の高いインソールではダメなのでしょうか?
そして、具体的にどのようなタイプのインソールを選べば、私たちの足、さらには体全体の健康を守ることができるのでしょうか?
動画では、村松先生が実際に普段から愛用しているインソールの実物を見せながら、具体的な選び方のコツを丁寧に教えてくれます。
足元の小さな変化が、日々の快適さや将来の健康に大きな影響を与えるかもしれません。
ぜひ、この機会にインソール選びの「新常識」に触れてみてください。
なぜ「ふわふわインソール」は逆効果?足のメカニズムから解き明かす衝撃の事実
多くの方がインソールを選ぶ際、「足が疲れないように」「衝撃を和らげてくれるように」と、クッション性の高い、触ったときにふわふわと柔らかいものを選びがちです。
確かに、足を入れた瞬間は心地よく、守られているような感覚があるかもしれません。
しかし、村松先生は動画の中で、これが必ずしも最良の選択ではないと指摘しています。
その理由は、私たちの足に備わっている「足のアーチ」という素晴らしい機能に隠されています。
足のアーチとは、足裏にある土踏まずの部分などが作る弓なりの構造のこと。
主に、親指の付け根・小指の付け根・かかとの3点を結ぶ形で、内側縦アーチ、外側縦アーチ、そして横アーチの3つが存在します。
このアーチ構造は、私たちが歩いたり走ったりする際に、地面からの衝撃を吸収し、分散させる天然のクッションの役割を果たしています。
さらに、着地した際にはアーチがしなり、その反発力を利用して次の一歩をスムーズに踏み出すためのバネのような働きもしています。
まさに、人間が効率よく二足歩行するために進化した、精密な衝撃吸収・推進システムなのです。
では、柔らかすぎるインソールを使用すると、この足のアーチはどうなってしまうのでしょうか?
動画で村松先生が解説しているように、柔らかいインソールの上に立つと、足のアーチが適切に機能するのを妨げてしまう可能性があります。
本来、アーチが着地の衝撃で適度にしなり、元に戻ることで衝撃を吸収し、推進力を生み出すのですが、インソールが柔らかすぎると、この「元に戻る勢い」が削がれてしまうのです。
まるで、トランポリンの上を歩こうとするようなもの、と先生は例えています。
トランポリンは確かに衝撃を大きく吸収しますが、その上で安定して歩き回るのは非常に困難で、かえって疲れてしまいますよね。
同様に、ふわふわのインソールは足元を不安定にし、結果的に足が余計な力を使ってバランスを取ろうとするため、逆に疲れやすくなるというデメリットが生じる可能性があるのです。
本来の足の機能を最大限に活かすどころか、その働きを邪魔してしまう恐れさえあるのです。
専門家が推奨!本当に選ぶべきインソールの「硬さ」とは?
では、どのようなインソールが理想的なのでしょうか?村松先生が推奨するのは、「しっかりとした硬さ」があり、特にかかと周りを安定させることができるインソールです。
動画の中で、先生はご自身が普段から使用しているインソールを具体的に見せてくれています。
そのインソールは、つま先の方は比較的薄く、ペラペラとした感じで、過度なクッション性は持たせていません。
しかし、最も重要なポイントはかかと部分。
ここには樹脂製の硬いカップが内蔵されており、これがかかとをしっかりとホールドし、足全体の安定性を高める構造になっています。
さらに、先生が愛用するニューバランスのインソールも紹介されていますが、これも同様にかかと部分が硬く作られており、足をしっかりとサポートする設計思想が見て取れます。
なぜ、かかと周りの硬さや安定性がそれほど重要なのでしょうか?
かかとは、私たちが立ったり歩いたりする際に、最初に地面に接地し、体重を支える土台となる部分です。
このかかとがグラグラと不安定な状態では、足首、膝、股関節、さらには骨盤や背骨といった全身のバランスにも悪影響を及ぼしかねません。
硬めのインソールでかかとをしっかりと固定し、足の骨格(アライメント)を適切な状態に保つことで、足のアーチがその機能を最大限に発揮しやすくなります。
これにより、衝撃吸収能力が向上し、歩行時の推進力も効率よく得られるようになるのです。
つまり、インソールに求められるのは、単に衝撃を吸収する柔らかさではなく、足本来の機能を最大限に引き出し、足元から体全体を支える「土台としての安定性」なのです。
インソール選び、もう迷わない!最初の一歩は「硬さ」のチェックから
「インソールって種類がたくさんあって、どれを選べばいいか分からない…」
そんな悩みを持つ方は少なくないでしょう。
確かに、スポーツ用、ビジネスシューズ用、パンプス用、あるいは扁平足や外反母趾といった足のトラブルに対応するものなど、用途や目的に応じて多種多様な製品が販売されています。
しかし、村松先生は、「まずは硬さだけ気をつけてみると、大きな失敗は少ないのではないか」とアドバイスしています。
もちろん、インソール選びには硬さ以外にも、足の形状とのフィット感、使用する靴との相性、通気性や耐久性など、考慮すべきポイントはいくつもあります。
しかし、あまりにも多くの情報を一度に処理しようとすると、かえって混乱してしまいがちです。
だからこそ、最初の一歩として、インソールの「しっかりとした硬さ」、特にかかと部分のサポート力に注目してみることをお勧めします。
店頭でインソールを手に取ったら、まずはかかと部分を指で押してみて、ぐにゃぐにゃと簡単に曲がってしまうものではなく、ある程度の抵抗感があり、しっかりと形状を保つものを選んでみましょう。
今回の動画は、まさにその「最初の一歩」を踏み出すための、非常に有益な道しるべとなってくれるはずです。
まとめ:足元を見直して、100年使える体づくりを目指そう!
たかがインソール、されどインソール。
靴の中に入れる一枚の中敷きが、私たちの歩行の質、体のバランス、そして日々の快適さにこれほど大きな影響を与えるとは、驚かれた方もいるかもしれません。
今回ご紹介した「【戸塚 整体】インソールを選ぶときに意識してほしい「たった1つのポイント」」という動画では、「はりきゅう・整骨院三玄堂」の村松先生が、専門家の視点から「しっかりとした硬さ」の重要性を力説しています。
柔らかくクッション性の高いものが必ずしも良いとは限らず、むしろ足本来の機能を損なう可能性があること。
そして、足のアーチ機能を最大限に活かし、体全体の安定性を高めるためには、かかとをしっかりサポートする硬めのインソールが推奨されること。
これらのポイントは、今後のインソール選びにおいて、非常に重要な指針となるでしょう。
もしあなたが、
「最近、足が疲れやすいな…」
「膝や腰に違和感があるけど、原因が分からない…」
「もっと快適に歩きたい!」
と感じているなら、一度ご自身の靴に入っているインソールを見直してみてはいかがでしょうか。
そして、新しいインソールを選ぶ際には、ぜひ今回の動画で語られている「硬さ」というポイントを思い出してください。
三玄堂のYouTubeチャンネルでは、「100年使える体作り」をコンセプトに、健康に関する様々なヒントが発信されています。
今回のインソールの話も、その大切な要素の一つです。
日々の小さな選択が、未来の健康を大きく左右します。
この動画をきっかけに、ご自身の体と向き合い、より健やかで快適な毎日を送るための一歩を踏み出しましょう。
まずは動画をチェックして、あなたにぴったりのインソール選びのヒントを見つけてみてくださいね!
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